盲目の主人公ならではの設定が、非常にいかされていますね。タイトルにも用いられている「闇」と「光」の対比を、読み進めながら考えていくと、さらに面白くなるのではないでしょうか。
思わず唸ってしまう予想外の大どんでん返しに、ミステリー小説の魅力がたっぷり詰まった一冊です。
直木賞作家が拘りぬいて選んだ不世出の天才の傑作群！探偵推理小説の歴史の中に不遇という名で塗り込められた木々高太郎の真髄を知ることができる
「最後の二行で話しがひっくり返るので、かなりビックリさせられたし、面白かったです。」
おかげで私の白夜行はボロボロですが、みんなに読んで欲しい作品なので満足です。
ミステリーというかエンタメ作品に近いんですが、こちらのカテゴリに追加しました。
面白いミステリー小説のポイントは、衝撃のラストなど読者を驚かす仕掛けにあります。
殺人事件が軸に描かれてますが、決して怖くはなく、時々笑ってしまうような言い回しがあったりします。
後半になって、死体すり替えトリックの謎が解明されていくとともに、何故犯人はその事件を起こしたのか、事件の背景には何があるのかというところを知ると、タイトルの意味が理解でき、泣けてくる作品です。
一方、永島一郎は盗んだ原稿を自分の作品にしようと、山本安雄の殺害を計画していました。
各社が発表する今年一年のベストミステリー作品をご紹介するページです。
やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける！
読んでいる最中に、ニヤニヤしてしまう場面があり、カフェで読んでいた時、周りの目が恥ずかしかったです。
普段はダメダメな人間ですが、事件を調査する時は人が変わったように真剣に取り組みます。 ミステリー小説